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私は小学生のころ、全身麻酔をして頭にできたイボを取りました。初めての入院で緊張しましたが、その間に起こったことはこれから入院される方には気を付けてもらいたいと思い、ここに書きます。
私の病室ははめごろしの窓で、外側の窓ふきはゴンドラに乗ったおじさんが下りてきて磨いていきます。そう、私や周囲もそのことを知らず、カーテンを開けっぱなしにしていたので中を見られてしまったのです。私はその時全身麻酔が抜けず、トイレはおまるでしていました。その最中ではなかったものの、用を足したおまるは開きっぱなしになっていたのです。11歳の少女はこんなことで傷つかないぞとめげずに頑張りましたが、その辺りの配慮というものはもっとないのだろうかと思いました。大したことではないと思っていたのですが、今でも記憶にしっかり残っているところを見るとそうでもなかったようです。これから入院するなら、見られたくないことは室外にも目をやって確認してからにしてください。40代で行った乳がんの放射線治療に役立つ経験でした。

私が宇都宮の呼吸器内科で初めての入院で戸惑ったのは入院した時に
他の入院患者がたくさんいて、いくらカーテンで仕切っているとは言っても
プライバシーはないような感じがかなり戸惑いました。

それはつまりカーテンで仕切っていてもすぐ横に他の入院患者いて物音を
出せば聞こえますし満足にテレビを見る事もできない環境にかなり戸惑い
ました。

特に入院した時はずっと病院にいるしかないのでやる事が限られていて
テレビを見る事くらいしか楽しみはなかったのですが物音を出せないので
満足にテレビを見れなくてかなりストレスを感じました。

また空調も年配の人に合わせているので若い人みたいに冷房がギンギンに
効いた部屋で過ごす事もできない環境でさらにイライラを募らせました。
そして何より全く知らない人間と同じ部屋でカーテンで仕切っていると
言ってもすぐそこにいる環境で全く落ち着かないというのがありました。

せめてもっと若い人が入院していれば状況も違ったと思いましたが年配の人
ばかりでかなり戸惑いました。

手術をする時、いろいろなことが心配ですね。この私も一度、甲状腺がんの手術をしたことがありました。その時、まず手術をするときに自分が意識がなくなることについて、とても恐怖がありました。それは、もしも目が覚めなかったらどうしようという、そんな恐怖です。そんなことはないと思っていても、あるかもしれないと、そんな心配ばかりをしていました。家族と会うことができなくなるかも知れない、遺書を書いておいたほうがいいのか、そんな余分なことを考えていました。
そんな時、緊張している私の気持ちを察したのか、麻酔科医が訪ねてくれたのです。そして麻酔のことについて、とても丁寧に説明してくれました。その説明を聞いて、とても安心することができたのです。どんな風に麻酔をするのか、どんな感じになるのかなど、不安に思っていることについて話してくれます。
またとても優しい雰囲気の医師だったので、その点でも安心することができました。顔を見ることが出来るのは、とても安心します。